2020年12月10日

結局一度儲けてしまったのが悪かったのだ。一億と言う金を持ってしまったこと、それも何度も復活をして最後にそうなった。だから自負も強いし、思い入れも強い。だが、それがどうだ、今は何もできない男として一生を終える状況になっている。


物語なら一世一代の博打に賭けて、満足して死んでいくというのがある。が、そうではない。一生は一度だから決断して後悔した方が良い、というのは最後に笑えた人間だけだろう。結局のところ人生最後に幸福でないと、人生を肯定できないのだ。

本当は死にたいのだ。高いところに居ると飛び降りたいのだが、ほんの一歩が進めない。毎日死ぬことばかり考えている。仕事をしている最中はまだマシだ。休み時間や帰ってきてから、憂鬱すぎて本当に死にたくなる。土日なんて一日中飲まないとやってられない。だれか殺してくれ。




(21:25)

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